ある宝石商のストーリー1
~無一文で日本へ~
もともと日本に旅行することは好きだったのだが、
今回は少し事情が違った。
そう。
お金も何もない。
無一文の状態だったのだ。
先に訪れたタイで全財産を失い、
たどり着いたのがこの日本。
今では第二の故郷のようなこの国は私にとっては、
人生の新しいスタート地点なのである。
~原点は原宿から~
どうにか生きていかないといけない。
24歳の青年が、
知らない国に一人だけ。
何をすればいいのか考えた末に、
見つけたものがアクセサリー。
アクセサリー には人の想いが詰まっている。
きれいな箱に収まった小さなアクセサリー。
他のどんな商品にもない、
想いの詰まった一つだけの箱。
そんなアクセサリーを日本の原宿で売ることに決めた。
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