2015年6月10日水曜日

ある宝石商のストーリー1



~無一文で日本へ~

もともと日本に旅行することは好きだったのだが、

今回は少し事情が違った。

そう。

お金も何もない。

無一文の状態だったのだ。


先に訪れたタイで全財産を失い、

たどり着いたのがこの日本。

今では第二の故郷のようなこの国は私にとっては、

人生の新しいスタート地点なのである。





~原点は原宿から~

どうにか生きていかないといけない。

24歳の青年が、

知らない国に一人だけ。

何をすればいいのか考えた末に、

見つけたものがアクセサリー。


アクセサリー には人の想いが詰まっている。

きれいな箱に収まった小さなアクセサリー。

他のどんな商品にもない、

想いの詰まった一つだけの箱。

そんなアクセサリーを日本の原宿で売ることに決めた。






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