お役立ち情報⑥
ステンレスについて 5
まだまだステンレスの面白さは続きます。
今回紹介するのは18-8ステンレス。
この種類のステンレスは、
18%のCrと8%のNiを含んでいて、
オーステナイト系と呼ばれます。
冷間加工だけで硬化し、
熱処理では硬化しないで軟化する
オーステナイト組織を形成しています。
フェライト系ステンレスと比べて
機械的性質・溶接性などに
優れているので多くの用途に用いられています。
●その他のステンレス情報
・17Cr-7Ni
冷間加工によって高強度になります。
実用上は各種ばね部品などの広く使われています。
・18Cr-8Ni
ステンレスの中でも一般的な種類。
家庭用品から原子力まで広く使われています。
冷間加工によって硬化しやすい性質をいかして、
ばね用の材料としても広く使われています。
続きは次回以降でご紹介していきます。
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